センバツ２０２４ 実感わき行動きびきび 報徳、出場決定から一夜明け ／兵庫
第９６回選抜高校野球大会（毎日新聞社、日本高校野球連盟主催）出場決定から一夜明けた２７日、報徳学園（西宮市）の選手たちは集中していつも通りの練習に励んでいた。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 午前９時過ぎ、準備運動で温まった選手たちの頭からは湯気が立ち上った。選手たちはグループに分かれてそれぞれの練習を開始。投手陣はキャッチボールや投球フォームの確認に取り組み、野手陣は内野の連携や外野からの中継など、さまざまな動きを体に覚え込ませていた。 大角健二監督は選手たちの様子を「出場が決まり、笑顔が生き生きとしている」と明かす。これから今まで以上に注目されることを念頭に「人から見られることで（立場や態度を）学んでいきなさい」と諭したという。 副主将で野手陣をまとめる福留希空（のあ）選手（２年）は「出場の実感がわいてきて、今日はみんな行動がきびきびしている。日本一になれる練習や態度を僕が引っ張っていきたい」と気合十分だった。【稲田佳代】 〔神戸版〕
