「もうゲームはやめよう」と思いながらゲームしている人へ。スッパリ卒業できた方法
ゲームをやめて浮いた時間で何をしたいか考える
もう1つの方法は、「やめて浮いた時間で何をしたいか」を真面目にひたすら考えることです。 重要なのは、1日あたり何時間浮くかではなく、1カ月で何時間浮くかの視点。 1日あたりの視点だと、「1日に1時間くらいなら、ゲームしてもいいんじゃない」という結論になりがちです。これを1カ月の視点にすることで、トータルでどれだけの時間が空費されていたのか、実感しやすくなります。 そのうえで、ゲームを止めて浮いた時間を使って何をしたいか考えます。おそらく、「今までやりたいと思っていたけれど、時間がなくてできていなかったこと」が、いくつか思い浮かぶと思います。 それは資格を取るための勉強であったり、時間のかかるエクササイズであったり、人によって様々でしょう。 コツとしては、義務的なことではなく、「やってみたら楽しいだろうな」「自分の人生が前進するだろうな」と思えることに焦点をあてます。 もし、そう望むなら「浮いた時間を仕事にあてる」というのもアリです。 ただしその場合、1カ月に1回、日帰り旅行をするといった、自分へのご褒美もワンセットで考えるようにしましょう。
ゲームの起動を面倒くさくする
意外と効果的だったのが、「ゲームを起動するハードルを少し上げる」というやり方です。たとえば、 その日のゲームが終わるたびに、ゲームをアンインストールしてしまう 家族に「自分がゲームをしているところを見たら500円あげる」と約束してしまう YouTubeのゲーム動画で攻略法を先に見てしまう(モチベーションが下がる) といったものです。 特に「ゲームをアンインストール」は地味に効果あります。何十ギガバイトもあるゲームについては、再度インストールするのに相当な時間を要するので、ほぼ一発で止められます。 問題は、数百メガバイトの軽いゲームですが、1週間ほど毎晩アンインストールを繰り返せば、ゲームへの意欲はなくなります。 世界最大のゲームプラットフォーム「Steam」を利用している方は多いと思いますが、ゲームをアンインストールするだけでなく、さらに「Steam」アプリ自体もアンインストールして、ログインパスワードを書いた紙を捨ててしまえば、ほぼ完璧です。 以上、筆者がやってみて効果があったゲームの止め方を紹介しましたが、リバウンドは最初から想定しておいてください。 「止められた!」と思っても、1週間後か1カ月後か、なんとなくゲームをしたくなる時が必ず来ます。 その場合は、あえて数日間だけゲームにはまり、またゲームを止める方法にチャレンジしてみてください。 いつしか、やがてゲームをまったくしなくても気にならない日がくることでしょう。 ──2022年11月4日の記事を再編集のうえ、再掲しています。 執筆: 鈴木拓也
ライフハッカー・ジャパン編集部