気持ちも体もぽかぽか 松本の入浴施設が冬至にゆず湯
ゆず湯で気持ちも体もぽかぽかに―。二十四節気の一つ「冬至」の21日、松本市内の入浴施設ではユズを入れた湯船を用意して来場者を迎えた。訪れた人たちは、さわやかな香りを楽しみ、ゆったりと過ごした。 同市渚1のなぎさライフサイト内にある湯の華銭湯瑞祥・松本館は、ユズを男湯、女湯合わせて300個用意した。季節の行事を大切にする取り組みで、昨年好評だったことから、今年も実施した。 冬至に入れば風邪をひかないとされるゆず湯。松本市の会社員は長男と入浴し「ユズの香りがして、いつもと違う温かさを感じた。子供も興味を持ったようだし、季節の行事の勉強になる」と話した。瑞祥・松本館の小山一德店長は「(来場者に)心も体も温まって喜んでもらえればうれしい」と願っていた。
市民タイムス