【陸上】東京開催の25年世界陸上のロゴ発表 北口榛花「日いずる国の…」橋岡優輝「今から緊張」
25年9月に東京・国立競技場で開催される陸上の世界選手権の大会ロゴが13日、発表された。 機運醸成や都民参加の機会とするため、デザイン案は一般公募を実施。368件の中から、ジュニア陸上選手の期待などを募集のコンセプトに反映された。採用された作者の中川亮さんは「(1984年の)ロサンゼルス五輪のロゴが大好きで、いつか大きなイベントに関わりたいと思っていました」と説明。東京の都市コードの「TYO」の文字を下地に、レーンを意識した放射状の線を組み合わせ、日の丸を意識した赤い円を配置した。 会見に出席した女子やり投げの北口榛花(26=JAL)は「まだ1年も先なのに、もうこっちが緊張しちゃう感じ。日の丸の部分もロゴに入ってて、『日いずる国の北口が』と翻訳されたのを思い出しました」、男子走り幅跳びの橋岡優輝(25=富士通)は「日本らしい和のテイストと直線が相まっている。伝統的でもあり、品もあるようなデザインだと感じました。とてもうれしいと同時に、もう今から緊張しています。頑張らないと」と気を引き締めた。 小池百合子都知事は「大会への機運の高まりを期待しています」「本当にすてきなロゴが誕生して嬉しく思います。躍動感もしっかり詰め込まれているんだな」と述べた。