"テニス界の神"フェデラー選手、「靴底がオレンジ」で警告をうける⁈ ウィンブルドン選手権のトリビア4
ロンドン中心部から約10キロ南西、テニスファンならいつか訪れたい聖地ウィンブルドン。2024年は6月24日~7月14日にかけて開催される世界最古のテニストーナメント「ウィンブルドン選手権」について、知っておくとちょっぴり自慢できそうなトリビアをご紹介。 【写真】ベッカムや、ロイヤルメンバーの姿も!ウィンブルドン2024で見つけた、おしゃれセレブのスナップ集
起源は?
世界最古のテニストーナメントであるウィンブルドン。第1回大会の開催は、さかのぼること1877年に開催された。ある会員制テニスクラブが利用する芝コートの芝刈り機が壊れてしまい、その修理費を捻出するために開かれたのがはじまりだとされている。つまり、大会のために芝生が作られたわけではなく、芝生を美しく維持するためにこの大会が生まれたということ。チケット代は当時1シリング、日本円で10円程度だった。 当初は地元イギリスのアマチュア選手だけを対象としたもので、男子22名が参加。女性のプレーは認められていなかったが、1884年には女性も参加できるように。男子ダブルスも同年にスタートし、女子ダブルスと混合ダブルスは1913年よりスタート。 そして、1968年にはプロ選手の参加が認められるようになったため、賞金と栄誉を求めて世界中から強豪が参加するようになり、今に至る。
賞金は?
今では賞金総額も世界一のウィンブルドン。賞金が授与されるようになったのは、プロ選手の参加が認められた1968年から。当初は男性チャンピオンが2000ポンド(日本円で約170万円)、女性が750ポンド(同約64万円)だった。2007年には男女同額に。額も徐々に増え続けており、今年の賞金総額は3800万ポンド(約54億9000万円)、男女シングルスの優勝者に与えられるのは235万ポンド(約3億4000万円)となっている。 なお勝者のみに賞金が与えられるわけではなく、1回戦で敗退してしまった場合でも4万5000ポンド(約610万円)が保証される。だが途中棄権したり、プロの水準以下のプレーをしたりした場合には、剥奪されることも。