ズベレフが4強入り アルカラス敗退 ATPファイナルズ
【AFP=時事】男子テニスのシーズン最終戦、ATPファイナルズは15日、イタリア・トリノでシングルスのラウンドロビン2試合が行われ、大会第2シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)は7-6(7-5)、6-4で第3シードのカルロス・アルカラス(スペイン)を下し、ベスト4入りを決めた。対するアルカラスは、グループ敗退で大会を後にした。 世界ランキング2位のズベレフは、1時間以上の激闘の末に第1セットを先取して準決勝進出を確定させると、そのまま第2セットも制してグループ3戦全勝とした。16日の準決勝では、第5シードのテイラー・フリッツと対戦する。 一方、アルカラスは今年のウィンブルドン選手権と全仏オープンで優勝を果たしたものの、今大会では調子を崩し、この後に行われた第6シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)対第8シードのアンドレイ・ルブレフの結果に関係なく、あえなく敗退が決定した。 ルードはルブレフから第1セットを奪って4強入りを確定させると、最終的に6-4、5-7、6-2で試合を制し、第1シードのヤニック・シナー(イタリア)との準決勝に駒を進めた。対するルブレフは、これでATPファイナルズではマッチ7連敗となった。【翻訳編集】 AFPBB News