エースのソン・フンミンを欠く韓国代表、敵地でヨルダン代表下しアジア最終予選2連勝!
現地時間10日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選は第3節が行われ、グループBの韓国代表は敵地でヨルダン代表と対戦した。 最終予選グループBの2試合を終え、ともに勝点4で並ぶ韓国とヨルダン。互いに連勝を懸けて臨んだ第3節で、エースのソン・フンミンを欠く韓国はイ・ジェソン、ファン・ヒチャン、チュ・ミンギュで前線を形成した。 しかし、立ち上がりから攻勢に出たのはホームのヨルダン。大声援を背に、高いインテンシティで前からプレスをかけ、ショートカウンターから韓国ゴールへと迫る。 対する韓国は左サイドのファン・ヒチャンが積極的な仕掛けで攻撃の起点となる。19分、左サイドで縦に仕掛けたファン・ヒチャンの折り返しを、ペナルティーエリア手前左で受けたイ・ミョンジェが左足でシュートも、ゴール右へと大きく外れる。 左サイドで躍動していたファン・ヒチャンだったが、立て続けのファールによって22分に負傷退場。代わりにオム・チソンが投入された。 試合が動いたのは38分、左からのクロスがファーサイドに流れ、ペナルティーエリア右で拾ったソル・ヨンウが鋭い切り返しから左足でクロスを上げると、ゴール前に飛び込んだイ・ジェソンが頭で合わせて韓国が先制する。 韓国が1点をリードして迎えた後半、1点を追うヨルダンはアブタハに代えてアルナイマットを投入。韓国も51分、チュ・ミンギュとオム・チソンに代えてオ・ヒョンギュ、ペ・ジュンホが投入された。 54分にはカウンターからアルナイマットが抜け出すが、ここはGKチョ・ヒョヌが飛び出してコースを消し、シュートを打たせなかった。 すると68分、ペナルティーエリア手前左でボールを受けたオ・ヒョンギュがカットインして右足を振り抜くと、抑えの利いたシュートがDFの股を抜けてゴール左へと決まり、韓国が待望の追加点を挙げた。 守備でもヨルダンの反撃をゼロに抑えた韓国が連勝を飾り、グループBで首位に立った。 ■試合結果 ヨルダン 0-2 韓国 ■得点者 韓国:イ・ジェソン(38分)、オ・ヒョンギュ(68分)