中森明菜、山口百恵、宇多田ヒカル…家入レオが惹かれた「あどけなさの中にある、成熟した精神」
家入レオが、音楽との出会いやシンガーソングライターを目指すきっかけ、20代初期で経験した大きな出来事、そして10月2日にリリースしたニューアルバム『My name』について語った。 家入が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『SAPPORO BEER OTOAJITO』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。ビールを飲みながら、クリスとゲストが音楽談義を繰り広げる番組だ。オンエアは10月19日(土)。 この番組では、ゲストがビールに合う“おみや”を紹介する。家入は、ケトルのポテトチップ「ハニーディジョン」を持参し、ビールとともに楽しんだ。
中森明菜や山口百恵…影響を受けたアーティストは
家入は福岡出身。17歳でデビューした。ひとりっ子で引っ越しが多い家庭だったそうで、幼少期はひとりで楽しめるという理由で歌を歌っていたという。 家入:ビートルズもそのときに知ったし、オアシスもそうだし、歌謡曲も大好きで。中森明菜さん、山口百恵さん、井上陽水さんはすごく影響を受けています。もうちょっと大きくなったらスガ シカオさんとか。 クリス:それはいくつくらい? 家入:歌詞の分析をし始めたのは中学生くらいですね。スガさん、松任谷由実さんとか。 クリス:小さいときに歌っていた曲は? 家入:山口百恵さんの『ひと夏の経験』っていう曲があって。 家入:どういう意味にも捉えられる、深さもあるし、ある意味で表面的なところだけドキッとする言葉も入っているし。この曲は4、5歳の頃からずっと歌っていましたね。 クリス:4、5歳!? どういう場で歌ったの? 家入:中森明菜さんが出ている『ザ・ベストテン』のDVDがあって、おうちでそれに合わせて『少女A』や『1/2の神話』を真似して歌っていましたね。 そんな家入が初めて買ったのは宇多田ヒカルの『First Love』だったと振り返る。 家入:出だしの歌詞がカッコいいと思ってずっと歌っていて、母にこの曲のCDを買ってもらいました。 クリス:宇多田ヒカルにひかれた理由はなんだったんだろう。 家入:歌声ももちろんですけど、中森明菜さん、山口百恵さん、宇多田ヒカルさんって、ひかれているものを今話していると、あどけなさに成熟しすぎた精神が宿っているものにひきつけられていたのかもしれないですね。繊細さや、完成し切れていないはずなのに完成したものも持っているというか。客観視をしすぎるような感じの方にひかれやすいかもしれません。