いよいよスタート!NHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』第1回(1月5日)あらすじ・ありがた山の寒がらす
俳優・横浜流星が主演を務め、吉原の貸本屋から「江戸のメディア王」となった蔦重こと蔦屋重三郎の波瀾万丈な生涯を描く大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)~』(NHK)が、2025年1月5日よりいよいよスタート。 【写真】小芝風花演じる、花の井の花魁道中 「ありがた山の寒がらす」と題する第1回では、吉原の場末である河岸見世を訪れた蔦重が女郎たちの惨状を目の当たりにして思い悩むなか、吉原で付け火の事件が起こる。 江戸三大大火のひとつといわれる「明和の⼤⽕」(1772年)から1年半、蔦重こと蔦屋重三郎 (横浜流星)は、茶屋で働く傍ら貸本業を営んでいた。ある日、幼なじみで吉原の老舗女郎屋「松葉屋」の花魁・花の井(小芝風花)から、元・松葉屋の女郎である朝顔(愛希れいか)に届けものを託される。 しかし、蔦重が浄念河岸の女郎屋「二文字屋」を訪れると、そこにはひどく衰弱した朝顔の姿があった。吉原の場末である河岸見世の女郎たちの酷い惨状をみて、思い悩む蔦重。そんななか、吉原で付け火の事件が起きて周囲は騒然となり・・・。 ◇ ついに始まる、第64作大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』。本作の舞台となるのは、8世紀半ば、文化の花開く天下泰平の世となった江戸。主人公の蔦屋重三郎は、貸本屋から身を興し、書籍の編集・出版業をはじめて「江戸の出版王」へと成り上がっていく人物だ。喜多川歌麿や葛飾北斎といった数々の浮世絵師・作家の才能を見出し、世に送り出した稀代の出版人の激動の生涯が描かれていく。 同作の脚本は、連続テレビ小説『ごちそうさん』(2013)や大河ドラマ『おんな城主 直虎』(2017)、ドラマ10『大奥』(2023年)などを手掛けた森下佳子。また、作中の語りは、蔦重らを見守る吉原の九郎助稲荷(くろすけいなり)として、俳優・綾瀬はるかが担当する。 放送は、NHK総合で毎週日曜・夜8時から、NHKBSは夕方6時から、BSP4Kでは昼12時15分からスタート。初回は15分拡大版で放映される。