常磐ものや能登かきも!代々木公園で魚介グルメフェス「魚ジャパンフェス」スタート
東京都渋谷区の代々木公園にて2月22日、日本最大級の魚介グルメの祭典「SAKANA&JAPAN FESTIVAL2024(魚ジャパンフェス)in 代々木公園」がスタートした。 【写真】震度6強の揺れに見舞われた石川県七尾市〈三次水産 能登牡蠣養殖場〉の「能登かき ガンガン焼き」 「魚ジャパンフェス」は、姉妹イベントも合わせた累計来場者数が約167万人に上る日本最大級の魚介グルメフェスティバル。会場内では福島県産の魚介 “常磐もの” が味わえる「発見!ふくしまお魚まつり」、北海道・三陸地域の魚介を集めた「食べて応援!ニッポンの幸」エリアを設けるほか、福島県の特産品を使い高校生が考案したスイーツを提供する「ふくしまスイーツフェスティバル」も同時開催する。 開催前に行われた開会式では、近藤豊和実行委員長が「物事を始める時に振る雨は、古来より幸せや福がたくさん振り込む “振り込みの雨” といわれ、よいことの兆し、吉兆ではないかと思っている。会場には海の幸が満載で、こぼれいくらやさまざまなお魚、年初に地震に襲われた能登半島のかき、復興のただ中にある福島のフルーツなどをてんこ盛りにしたスイーツも提供される」などと挨拶。
続いて、経済産業省の岩田和親副大臣が「福島の復興は最優先の課題。ALPS処理水の海洋放出は第3回まで終わったが、徹底的にモニタリングを行い、海洋等に大きな影響がないことはデータとして示されている。これからも安全を徹底し、透明度の高い情報公開をしていきたい」と述べ、「三陸・常磐ものを中心として、福島のおいしいものを皆さんに応援いただいていることに心から御礼を申し上げたい。ここから見ていても、どの看板のメニューも食べたいなというくらい素晴らしい」とアピールした。 会場には全国各地のマグロ、サーモン、カニ、イクラ、カキ、ホタテなど旬の魚介を使った海鮮丼や漁師飯、郷土料理、鍋料理、海鮮ラーメン、海鮮パエリアなどのメニューが勢ぞろい。能登半島地震に見舞われた石川県から「能登かき」の生産者が出店するほか、「スイーツ甲子園 ふくしまチャレンジカップ」で優秀賞を受賞した高校生が著名シェフと共同で開発したスイーツも登場する。 「SAKANA&JAPAN FESTIVAL2024 in 代々木公園」は代々木公園イベント広場~ケヤキ並木にて2月25日まで開催。入場無料、飲食代別途。