「訴えるぞ 出ていけ!」緊迫感の中 警察・児相が虐待対応訓練
テレビ宮崎
県の児童相談所や警察などが連携して、虐待が疑われる児童を保護する訓練が県庁で行われました。 (訓練) 「中央児童相談所です。ひなたさんの安全を確認しに来ました。ひなたさんはどこですか」 「うったえるぞでていけ!」 この訓練は、児童虐待防止推進月間に合わせ行われたもので、中央児童相談所の職員や警察などおよそ60人が参加しました。 (竹下凜アナウンサー) 「現在、虐待が疑われる家庭への調査の訓練が行われています。警察と保護者役の人たちが話しているんですが、強い緊迫感が感じられます」 訓練では、児童虐待が疑われる家庭を、児童相談所の職員と警察が訪れる「立入調査」と裁判所の許可を得て児童を保護する「臨検・捜索」の訓練が行われました。 参加者は、保護者への通告や子供の安全確認の方法を確認しました。 (県こども家庭課 石川幸司主査) 「まずは 189 という虐待の専門対応のダイアルがある」 「189にかけていただいて、疑わしい場合でも大丈夫なので連絡をしていただけたら」 県によりますと、昨年度、県内の児童相談所が虐待相談に対応したのは1791件で、最も多かったのは「子供の前で夫婦喧嘩をする」などの心理的虐待ということです。
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