近大附属小の6年生が外国人観光客にインタビュー!ECCの学習支援アプリでAIと英会話を練習
近畿大学附属小学校は、2024年11月に実施するる6年生の校外学習において、株式会社ECCが提供する学習支援アプリ「ECC Study Assist」を事前学習に取り入れたことを発表した。 【画像】「ECC Study Assist」を用いた事前学習の狙い 同小学校では、グローバル社会で活躍できる人材の育成に力を入れており、その一環として英語のインタビューに取り組んでいる。2018年には、ECCが開発した対話型英会話アプリ「おもてなCityへようこそ!」を英語の授業に導入し、AIとのパターン英会話練習による発話トレーニングなどに取り入れている。 「おもてなCityへようこそ!」は、2024年3月のアップデートにより、ECC Study Assistにアプリ名を変更している。ECC Study Assistは、単語と文法練習のほか、生成AIを用いた自由英会話練習の機能を新たに搭載した。同アプリでは、OpenAI社の生成AI「ChatGPT」を利用しており、授業で学習したトピックなどについてAIと英会話を練習できる。 同アプリは、日本人特有の英語の発音をAIが聞き分け、ネイティブスピーカーの発音と比較して判定する発音評価機能によって、自由会話の下地となる単語・文法学習やパターン会話を効率良く練習できる。また、児童生徒の発話内容を聞き取り、追加の質問を行いながら目標到達まで会話を誘導する自由会話AI機能により、より実戦的なシミュレーションが可能になるという。 11月8日に実施する事前学習では、インタビューで質問する内容を決めてECC Study Assistで会話練習を行う。その後、11月15日の校外学習では京都市内の観光地に行き、外国人観光客に英語でインタビューをする予定となっている。
こどもとIT,正田拓也