北海道上川町とミズノが Baseball5「Big Snow Cup」を共催 12月の初開催に向けて参加チームを募集中
人口3000人余りで、“課題先進地”とも呼ばれる北海道上川町。少子高齢化で中学校の野球部が廃部になるなど、チームスポーツを経験する機会が圧倒的に減っている。また、北海道は地域特性上、冬の野球活動が難しく、年間通じての活動期間が短いという課題がある。子どもたちが「やりたくてもできない」状態を少しでも減らし「やりたいことを自由に選べる」状態をつくり出そうと、北海道上川町とミズノは、「Baseball5」(ベースボールファイブ)の大会「Big Snow Cup」を、12月15日(日)に上川町総合体育館で開催する。 2026年ダカールユースオリンピックの公式種目にも採用された「Baseball5」。必要な用具はボールだけ。5人制、5イニングからなる野球・ソフトボールの新しいストリート競技で、新たなアーバンスポーツとして急速に世界へ普及している。 初開催となる今回はミズノの協力のもと、球速やスイングスピードの測定といった野球選手向けのコンテンツから、シニアの健康に向けた歩行計測など、老若男女で楽しめるコンテンツを用意。世代間・地域間の交流機会を増やすことや、ベースボールファイブ冬季の野球活動の新たなスタンダードとなることを目指している。大会名称の「Big Snow Cup」は、北海道の多くの自治体が隣接する「大雪山」を由来としている。公式ホームページで参加チームを募集している。