豪華絢爛、勇壮に 秋祭りで地区内のみこし集結 男衆が威勢良く「よいさ」/兵庫・丹波市
兵庫県丹波市市島町竹田地区伝統の秋祭り「丹波竹田祭」(同実行委員会主催)が12、13の両日、一宮神社で行われた。13日の本宮では、地区内6社の豪華絢爛なみこしが勇壮に宮入り。多くの参拝者を前に、地元の男衆が「よいさ、よいさ」と威勢の良いかけ声を響かせ、上下左右にステップを踏むように暴れさせた。
宮入り前、各社の氏子の子どもたちが和太鼓を叩いてボルテージを上げ、伝統の装いに身を包んだ「奴行列」が境内を練り歩いた。その後、6社のみこしが順に宮入り。男衆たちは歯を食いしばり、土埃を上げながらみこしを揺らした。みこしが揃うと神事が行われた。 初めて担いだという専門学生の福田佑真さん(21)=同町=は「小学生の頃から見てきたけれど、予想より重かった。地域で大人の仲間入りができてうれしい」とほほ笑んだ。
丹波新聞社