「中京大中京-宮崎商戦みどころ」中京大中京が甲子園100試合目、打率.247の宮崎商が食らいつく【大会4日目第1試合】
第106回全国高校野球選手県大会4日目となる10日、第1試合は中京大中京(愛知)と宮崎商(宮崎)の対戦。名門・中京大中京にとっては節目の記念すべき試合となる。 【トーナメント表】甲子園大会 2日目までの結果一覧 1931年夏に初出場を果たし、夏甲子園で戦ってきた試合は99試合。この初戦で記念すべき100試合目となる。大会最多の78勝を積み重ねてきた強豪が、節目の試合でもしっかり勝利をつかみとるつもりだ。 宮崎商は前回出場権をつかみ取りながら、現地入り後に新型コロナがチーム内に広がり、出場辞退した2021年以来の夏甲子園。3年前の悔しさをこの初戦にぶつける。 中京大中京は愛知大会で残した打率が.344。4番の杉浦 正悦捕手(3年)は打率.476をマークし、本塁打も1本放った。チームの大黒柱が快音を放てば、チームも乗ってくる。 宮崎商は出場校中もっとも低い打率.247で勝ち上がってきた。すべて5得点以下で3点差以内で勝利を重ねるなど、勝負強く守備力がしっかりしている。中京大中京相手に、終盤まで食らいついて勝機をうかがう展開に持ち込みたい。