【インド】メルセデス、首都と南部で研究拠点2カ所設置
ドイツ系自動車メーカーのメルセデス・ベンツ・インディアの研究開発(R&D)部門、メルセデス・ベンツ・リサーチ・アンド・デベロップメント・インディア(MBRDI)は3日、南部ハイデラバードと首都ニューデリーに、中核研究拠点を新たに開設したと発表した。 気候や環境に配慮した持続可能な自動車産業エコシステム育成に向けた取り組み「サステナビリティー・ガレージ・メルセデス・ベンツ・イニシアチブ」を拡大する。2カ所のうちの1カ所では、持続可能なモビリティーと環境技術革新に取り組む社会的企業25社をシードファンディング(事業の準備資金の調達)や人材育成を通じて支援する。 もう1カ所の拠点はインドエネルギー資源研究所(TERI)と連携して設置した。充電インフラの保守に関する専門的な研修プログラムを提供し、60人の技術者を認定する方針。