移住者向け 雪道の運転講習「実際に運転して、滑りやすさやブレーキの効き方の違いを実感」【長野・大町市】
■秒教官「右にハンドルを切って思い切りブレーキ」 県内に暮らす上で、避けられない雪道の運転。大町市では移住者向けの雪上運転講習会が開かれました。 ■参加者(埼玉から移住) 「雪道を運転する機会がなかったので不安だったのと、スキー場に自分で運転していけるようになりたいなと思って参加しました。」 大町市には年間で、約100人が移り住んで来ます。関東・関西方面からの移住者が多く、雪道の運転が初めてという人も少なくありません。 ■職員「まずは真っすぐ(走って)ブレーキ。」 スキー場の駐車場で、急ブレーキを踏む体験です。 ■職員「はい、思い切り踏んで。これいまABS利きましたね」 ■参加者 「全然もうタイヤがそのまま滑っている感じです」 ブレーキを踏んでから止まるまで、想像以上に時間がかかりました。 続いては路上教習です。 ■参加者 「(雪の壁で)視界が悪い。カーブの先が分からない」 ■職員「対向車来ても見えないですもんね」 また冬は、除雪された雪が路肩に残り、道が狭くなることがあります。 ■参加者 「(車で)すれ違いがあると、どこまで端に寄っていいか感覚も(つかみづらい)。隣の教官の方にも教えていただいたりとか感覚が分かりやすくていい勉強になりました」 ■参加者 「場所によって雪の状態がかなり違うということを実際に運転してみて分かった。滑りやすさやブレーキの効き方の違いを実感できた」 ■教官「(Q.怖い雪道の状態は?)やはり圧雪ですかね。あと、全然雪がなくてもブラックアイスバーンと言って道路自体が凍ってしまうという現象もあります。ですからまずどんな雪が滑るのかとかどんな風に気をつけなければいけないのかという知識を持ってもらって、準備することが大切。」 雪道の状況は刻一刻と変わります。冬の運転に慣れたドライバーも過信せず、安全運転を心掛けてください。