「チームに対するコミットメントの問題」PSG指揮官が大一番前にデンベレ外しの理由説明「チームへの義務を果たさないなら…」
パリ・サンジェルマン(PSG)のルイス・エンリケ監督が、フランス代表FWウスマーヌ・デンベレをチームから外した理由を説明した。フランス『RMCスポーツ』が伝えている。 ここまでリーグ・アンでは6試合5勝1分けと好スタートを切り、チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第1節でもジローナに勝利したPSG。1日に行われるCLリーグフェーズ第2節は、敵地でアーセナルと対戦する予定となっている。 ビッグマッチに向けて注目が集まる中、PSGはアーセナル戦に向けた遠征メンバーを発表したが、ここまで公式戦7試合4ゴール4アシストのデンベレが含まれず。複数メディアは、エンリケ監督とデンベレの間で口論が生じたことが原因と報じていた。 そんな中で、CLの前日記者会見に出席したエンリケ監督は、デンベレ外しの理由について説明。デンベレはコミットメントの問題から外されたと明かし、自身との関係性が原因ではないと語っている。 「もし誰かがチームへの義務を果たさないなら、その人物は準備できていないということだ。私としては、今週が重要な週であり、重要な試合もあると考えている。選手たちには、可能な限り最善の準備をしてもらいたい。だから、彼を外したんだ。私はチームのベストを望んでいる」 「チームをボタン一つで簡単に作れると思うか?そんなことはない。難しい状況、難しい決断があるものなんだ。私は自分の決断に100%自信を持っている。とはいえ、これが取り返しのつかないものになるわけではないと注意してほしい」 「私は最善の決断を下した。私はフットボールのアイデンティティを持つチーム作りのため、このクラブと契約したんだ。タイトルを取るため、CLで優勝するため雇われたのか?そうではない。ピッチ上で最高のチームを作るため雇われたんだ」 「そうでないなら、私は家に帰るだろう。そして私には、経営陣と会長のサポートがある。私はチームを作るためにここにいるし、もちろんウスマーヌ・デンベレもそうだろう」 「これ以上付け加えることは何もない。私は非常に誠実に話すつもりだが、メロドラマを作りたいわけでもない。我々2人の間に議論はないし、それはまったくの虚偽だ。これは選手のチームへ対するコミットメントの問題であり、選手と監督の間の問題ではない」
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