100インチのスマートテレビ「Xiaomi TV Max 100 2025」。

10月10日、100インチの「超大型」チューナーレステレビが日本で発売された。直販価格は29万9800円（税込）となっている。 【全画像をみる】シャオミ「100型テレビが30万円切り」の衝撃。中国スマホメーカーの日本向け新製品 製品名は「Xiaomi TV Max 100 2025」。中国スマートフォンメーカーのシャオミ（Xiaomi、小米）が手掛ける一台だ。 シャオミは8月末に31種類の製品を発表したばかりだが、新たにスマートフォン「Xiaomi 14T」シリーズやスマートテレビなど11種類の製品を発表。ハイペースで国内市場に製品を投入し、その勢いを増している。

ライカ共同開発のカメラを搭載した最新スマホ

シャオミは、高いコストパフォーマンスを武器に、グローバル市場で存在感を示してきたスマートフォンメーカーだ。 その認知度は、国内でも着実に高まりつつある。 その一例として、ソフトバンクとのタッグで2022年に発売したスマートフォン「Xiaomi 12T Pro」では、超急速充電を「神ジューデン」と表現。テレビCMには俳優の吉沢亮さんや杉咲花さんを起用し、シャオミの名前を知らないような「アーリーアダプターではない層」への認知拡大を図っていた。 シャオミ日本法人の大沼彰取締役社長は、シンガポールの調査会社・Canalysの調査を引用し、国内スマートフォンの出荷台数（2024年第2四半期）において、シャオミは3位の位置にいるとその成果を強調した。 今回発表されたXiaomi 14Tシリーズは、前述のXiaomi 12T Pro、2023年に発売された「Xiaomi 13T」シリーズに続く最新機種だ。 超急速充電はもちろん、最も大きな特徴はドイツの老舗カメラメーカー・ライカと共同開発したカメラを搭載している点だ。 ライカカメラの搭載は、日本で販売される同社のTシリーズでは初となる。5月に発売されたフラッグシップモデル「Xiaomi 14 Ultra」に、今回の「Xiaomi 14T Pro」「Xiaomi 14T」を加えた3つが、シャオミの展開するライカカメラ搭載スマホとなった。 Xiaomi 14T Proの公開市場版は11月下旬以降に発売予定。直販価格はメモリー12GB・ストレージ256GB版が10万9800円、12GB・512GB版が11万9800円（いずれも税込）。国内通信事業者としては、ソフトバンクが独占販売する。 Xiaomi 14Tは12月中旬以降に発売予定で価格は未定。KDDIが「au」と「UQ mobile」の2ブランドで販売する。