セルティックス優勝は「エインジに感謝すべき」OBアレンが前GMの手腕を称賛「あのトレードが未来を確保した」<DUNKSHOOT>
現地時間7月11日、米メディア『Sports Illustrated』へ、NBAレジェンドのレイ・アレンと、総合格闘家コナー・マクレガーによるトークの模様が公開された。 【動画】2008&2024 セルティックス優勝への道のり NBAで18シーズンを戦い抜いたアレンは、ミルウォーキー・バックス、シアトル・スーパーソニックス(現オクラホマシティ・サンダー)、ボストン・セルティックス、マイアミ・ヒートに所属し、レギュラーシーズン通算1300試合で平均18.9点、4.1リバウンド、3.4アシストをマーク。 キャリアの中で磨き続けた3ポイントは通算成功率40.0%(平均2.3本成功)の高水準で、同2973本成功はNBA歴代2位。史上最高級のシューターとして鳴らした。 アレンは2008年にセルティックス、2013年にヒートで優勝を経験。昨季セルティックスはジェイソン・テイタム、ジェイレン・ブラウンというリーグ屈指のウイング陣を中心とした布陣で2008年以来初のリーグ制覇を達成、NBA歴代最多となるフランチャイズ史上18回目の優勝を果たした。 アレンはファイナル第4戦が行なわれた日本時間6月15日、東京の渋谷ストリームホール周辺で開催された「NBAフェス in JAPAN 2024」にゲストとして登場。ライブビューイングのハーフタイムと試合終了後にファンと交流し、優勝が決まった現地17日の第5戦では会場のTDガーデンで古巣の優勝の瞬間を見届けた。 「ドリュー・ホリデーが大好きなんだ。彼は成熟したリーダーだからね。それにデリック・ホワイトのことも大好きだね。(クリスタプス)ポルジンギスを獲得したことも大きかった。あのチームは本当に、一体となってプレーしていたよ」 セルティックスは8年間ヘッドコーチ(HC)を務めたブラッド・スティーブンスが2021年6月にバスケットボール運営部代表兼ゼネラルマネージャー(GM)へ就任。ホリデー、ホワイト、ポルジンギスをトレードでロスターに加え、見事チャンピオンシップを獲得した。 だが前任のダニー・エインジ(現ユタ・ジャズCEO)が見せた仕事ぶりも忘れてはならない。2007年にアレンとケビン・ガーネットをトレードで獲得し、ポール・ピアースとの“ビッグ3”を形成して翌2008年に優勝へと導いたエインジは、現在のチームの基盤となるテイタムとブラウンをセルティックスへ加えた張本人だからだ。
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