徳山オールレディースを制した田口節子

　ボートレース徳山のG3「徳山オールレディース」は11日、12Rで優勝戦が行われ、田口節子（43＝岡山）が逃げ切って1着。昨年12月12日の三国G3オールレディース以来となる今年初優勝を飾り、次節のSGボートレースダービー（22～27日、戸田）に弾みをつけた。2着に実森美祐、3着は角ひとみと広島支部勢が入り、3連単＜1＞＜2＞＜3＞は730円（2番人気）だった。 　スタート展示では枠なり3コースだった角が本番ではピット離れで飛び出すも2コース止まり。インを守った田口は実森の3コースからのツケマイを受け止め、力強く押し切った。 　レース直後のインタビューで田口は「最近インが苦手だったんで、ちょっと不安でしたけど、ホッとしました」と一息つき「一般戦でいろいろ勉強させてもらって、それがいい形で今につながってるかなと思います」と、大団円に終わった6日間を振り返った。 　◇田口　節子（たぐち・せつこ）1981年（昭56）1月14日生まれ、岡山県出身の43歳。岡山支部の85期生として99年11月10日、下関でデビュー。通算成績は5170走1739勝73V（G1は2022年12月31日の住之江クイーンズクライマックスなど4V。徳山では昨年10月27日のヴィーナスシリーズ第14戦以来4V）。同期に井口佳典、田村隆信、森高一真、丸岡正典、湯川浩司ら。1メートル62。血液型AB。