「日本はバラエティ豊か」アジア各地を歩いたメキシコ人が感嘆 魅力を感じたグルメとは
訪日外国人が日本で感激するもののひとつになっている、コンビニエンスストア。都市部では目移りするほどどこにでもあって、おいしい食品が手軽に手に入ると称賛の声が多く上がっています。3日間というタイトなスケジュールで日本を観光するメキシコ人ふたり組は、あるコンビニグルメに注目しました。いったいなんだったのでしょう。 【写真】メキシコ人が注目したコンビニグルメの写真 ◇ ◇ ◇
出張後の休暇 限られた時間で日本を満喫
メキシコ人のシンシアさんとイェリルさんは、マレーシアなどアジア各地での出張を終え、休暇を取って日本を訪れています。3日間という短い滞在期間のうち1日は京都で過ごし、残りは東京で過ごす計画です。 「日帰りだけど、京都まで行ってきました! 新幹線だったので、あっという間でしたよ。神社やお寺をめぐって、先斗町にも行って。メキシコで待つ子どもたちのお土産に着物も買えたし、堪能しました」 外国人観光客から人気の古都・京都。2024年4-6月の都道府県別外国人総消費額のランキングでは、東京、大阪に次いで3位にランクインしています。歴史と伝統ある京都は、神社仏閣や美しい街並みから日本らしさを感じられ外国人観光客を惹きつけています。 東京と京都は新幹線で片道2時間少々。タイトなスケジュールをこなすふたりからは、この旅を満喫しようという気持ちが伝わってきますね。
メキシコとは違う コンビニの品揃え
タフに観光しているふたりですが、どこを訪れても見かける、便利なコンビニエンスストアにも感激しました。なかでもとりわけふたりが注目したのは、日本のソウルフードである「おにぎり」。 「日本は食事も豊富! そうそう、セブンイレブンも、日本ではその土地ならではのフードが並んでいますよね。メキシコのセブンイレブンに置いてある食べ物は、あってもサンドイッチくらいで、あとはスナック菓子しかなくて」 日本のコンビニグルメの代表格、おにぎり。近年、世界各地でブームになっており、そのまま「Onigiri」として認知が広がっています。 コンビニおにぎりは具の種類が豊富なことも、訪日外国人の心を掴んでいます。ツナマヨなどの定番人気だけでなく、ローカルな食材や名物にちなんだ具が展開されていることも。 訪れた土地の名物を食べる時間をとれない人も、手軽に“その土地の味”を試すことができるコンビニのおにぎり。滞在時間の短いふたりにとっても、日本の食文化を気軽に体験することができたようですね。
Hint-Pot編集部