ランドローバー 「ディフェンダー オクタ」がワールドプレミア。4.4L V8ツインターボ+モーター搭載の最強バージョンだ!
ボタンひとつで至高のオンロード性能を堪能
ディフェンダー オクタは走行モードも多彩です。通常時は路面状況を自動的に検知して最適なセッティングの「コンフォートモード」で走行しますが、ステアリングホイールに配置された走行モードの切り替えボタンを押すと「ダイナミックモード」に移行、ステアリング、アクセル、サスペンションのセッティングがオンロードでの走行性能を高める方向に調整されます。 さらに、そのボタンを長押しすると「OCTAモード」に切り替わります。これはオフロード走行時のパフォーマンスを高める、ディフェンダーに初めて設定されたモードです。OCTA モードでは、滑りやすい緩い路面での最適な加速を実現するオフロードローンチモードを使用できるようになります。またトラクションコントロールの設定でTracDSC または DSC オフを選択すると、独自のオフロード ABS キャリブレーションが作動して滑りやすい路面に最適なブレーキ制御を行います。 もちろん、これまでのディフェンダーに用意されていたテレインレスポンスの各モード(砂地、泥/わだち、草地、砂利、雪、岩場)やボンネット直下の路面状況をモニターでリアルタイムで確認できる「ClearSight グラウンドビュー」も用意されています。
内外装にもディフェンダー オクタだけのエレメントが満載
こうしたオンロード/オフロードを問わない高度な走行性能を支えるために、ディフェンダー オクタには直径が33インチにもなる大径タイヤを装着しますが、そのためにホイールアーチの形状が改められました。 このほかにも、ボンネット下部により多くの空気を流せるようにデザインされたフロントグリル、、4本出しのアクティブエキゾーストシステムを収めるための新形状のリアバンパー、悪路走行時の車体へのダメージを抑えるアルミニウム合金フロントアンダーシールドなどのアンダーボディプロテクションといったディフェンダー オクタだけのアイテムが採り入れられています。
走りのモデルにふさわしい快適なシートを装備
一方インテリアは、レギュラーモデルでは新しいバーントシエナカラーのセミアニリンレザーにエボニーのKvadratテキスタイルトリムの組み合わせが標準装備で、ライトクラウド/ルナのUltrafabrics PU またはエボニーのセミアニリンレザーを選択することできます。 ただし初期限定車の「DEFENDER OCTA EDITION ONE」では、カーキとエボニーのデュオトーン、ニットテキスタイル仕上げのシートが標準装備されます。 またシートも特別です。とくにフロントシートは高いサポート性と一体型のヘッドレストを備えたパフォーマンスシートを採用。さらに音圧やを臨場感を身体で感じて音楽に没入できるるボディ&ソウルシートをディフェンダーで初めて採用しています。
日本の割り当て台数は220台、日本での販売価格は2037万円から
気になるディフェンダー オクタの日本割り当て台数ですが、標準モデルの「ディフェンダー オクタ」は130台と、生産初年度のみ設定される「ディフェンダー オクタ エディション ワン」の 90 台を合計した220台となります。予定価格は、ディフェンダー オクタは2037万円、「ディフェンダー オクタ エディション ワン」は2224万円とアナウンスされています。 また、ディフェンダー オクタの姿は、7月11日~14日に英国で開催される「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード 2024」で見られるとのこと。ディフェンダー オクタが気になる方はこちらの模様も必見です。
モーターマガジン社