マンC、グアルディオラ監督との契約延長を発表! 新契約は2027年夏までに
マンチェスター・シティは21日、ジョゼップ・グアルディオラ監督と新たに2年の契約延長を締結したことを発表した。これにより、契約期間は2027年6月30日までとなった。 現在53歳のグアルディオラ監督は、自身が現役時代にプレーしたバルセロナで“黄金期”を築き、2013年夏から率いたバイエルンでも数多くのタイトルを獲得。2016年夏からマンチェスター・シティを率いて、これまでにプレミアリーグを6度、リーグカップを4度、FAカップを2度制するなど、通算18個のタイトルを獲得。2018-19シーズンにはイングランド史上初となる国内3冠を達成した。 さらに、2022-23シーズンにはマンチェスター・シティ念願の“ビッグイヤー”をもたらすなど、プレミアリーグ、FAカップ、チャンピオンズリーグ(CL)を制し、イングランド勢24年ぶりのトレブルを達成。そして、2023-24シーズンも熾烈な優勝争いを競り勝ち、イングランドのトップリーグ史上初となる4連覇を達成する偉業を成し遂げている。 なお、クラブ公式サイトによると、グアルディオラ監督指揮下で公式戦490試合を戦っているが、そのうち353試合に勝利し、勝率は72パーセントを記録。この期間、1試合平均2.45ゴールで通算1200ゴールが生まれているという。また、通算指揮数では1950年から1963年まで率いたレス・マクドウォール氏の587試合に次いで、グアルディオラ監督はクラブ歴代2位にもなっていることが明らかになっている。 契約が9年目の今季限りとなっていたことから、去就には注目が集まっていたグアルディオラ監督だが、最終的には続投を決断。新契約締結に際し、クラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。 「マンチェスター・シティは私にとってとても大切な存在だ。ここでの9シーズン目で、私たちは一緒に素晴らしい時間を数多く経験してきた。このクラブには本当に特別な思い入れがある。だからこそ、あと2シーズン残ることができてとても嬉しく思っている」 「オーナー、会長のカルドゥーン、フェラン、チキ、選手たち、そしてもちろんファンの皆、マンチェスター・シティに関係するすべての人々、私を信頼してサポートし続けてくれた皆に感謝をする。ここにいられることは常に名誉なことであり、喜びであり、特権だ。これまで何度も言ってきたが、私は監督が望むすべてのものを持っている。そのことにとても感謝している。これまで獲得してきたトロフィーにさらに加えることができればと思っている。それが私の目標だ」
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