米国籍の23歳男、都内のホテルに大麻を密輸容疑 横浜税関が告発
横浜税関は19日、関税法違反(輸入未遂)の疑いで、米国籍で住所不詳の男(23)を横浜地検に告発した。 【写真で見る】麻薬を含む粉状物。カプセルに入れられ、ビタミン剤の瓶に隠されていた 告発容疑は、氏名不詳者と共謀して10月30日、米国から国際小包郵便物で大麻と認められる液状物4・4グラムと、麻薬のサイロシビンとサイロシンを含む粉状物13・36グラムを輸入しようとした、としている。 同税関によると、男は黙秘している。 麻薬を含む粉状物はカプセルに入っており、ビタミン剤の瓶に隠されていたが、同税関川崎外郵出張所の検査で発見された。 同税関によると、郵便物の送り先は東京都内のホテルで、男が来日後に滞在予定だったという。 県警は11月、これらの薬物を輸入したとして、大麻取締法違反(輸入)と麻薬取締法違反(同)の疑いで、来日した男を逮捕していた。自己使用目的だったとみて調べている。
神奈川新聞社