米下院議長の解任要求へ 強硬派、つなぎ予算巡り
【ワシントン共同】米共和党の保守強硬派ゲーツ下院議員は1日、CNNテレビの番組で、同党のマッカーシー下院議長の解任動議を近く提出する意向を示した。11月中旬までの政府支出を賄う「つなぎ予算」案可決を巡り、保守強硬派が要求してきた歳出削減などが反映されなかったことを受け「新たなリーダーが必要だ」と主張した。 バイデン大統領、不支持率56％ 内政面で不満顕著
ゲーツ氏らは下院でつなぎ予算案が超党派で可決される前、歳出削減や国境警備の強化を繰り返し要求。つなぎ予算が成立せず政府機関が一部閉鎖となる事態も辞さないと主張し、マッカーシー氏が歩み寄らなければ「議長の地位から排除する」と公言していた。
