支配下契約を結び、吉村禎章編成本部長（左）と笑顔を見せるウレーニャ（カメラ・宮崎　亮太）

　巨人のエスタミー・ウレーニャ内野手（２４）が１９日、支配下登録されて即、広島に移動してマツダスタジアムで１軍に合流した。 　内、外野どこでも守れるユーティリティーの右打者。阿部監督は「助っ人じゃない。日本人の２４歳だと思って扱う。本人もそれを承知だから。和真（一塁の岡本和）の控えだよね」と説明した。 　ウレーニャは巨人でかつて育成選手から支配下登録された後に退団し、楽天に育成選手として移籍。昨オフ、楽天を自由契約になり育成選手で再契約した。 　阿部監督が２軍監督時代にドミニカ共和国でのトライアウトを視察し、自ら発掘した原石。２月のキャンプは１軍で鍛錬した。このタイミングでの支配下登録について「筒香もとれなかったし、まあそういうのも予定していたから」と明かした。 　支配下登録即、１軍登録される予定で甲子園遠征から広島に移動したチームとマツダで合流した。代わりに泉口がＧ球場に移動して２軍に合流した。ルーキーの泉口は惜しい打球も続いて１１打数ノーヒットでプロ初安打はならず。「泉口と代える。ちょっと泉口はついてなさすぎたからね。１本でも出てれば違ったんだけどね。プロ野球でヒット１本打つのって難しいだろ、って言って。打つのは難しいんだよ」と話した。