東北・北陸で大雨の恐れ、警戒を 厳しい暑さ一服も大気不安定
梅雨前線の影響で、東北と北陸、山陰では9日、雨となった。気象庁は東北、北陸で大気の状態が非常に不安定になり、大雨が降る恐れがあるとして、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫に警戒するよう呼びかけた。 気象庁によると、山形県最上町で9日朝、1時間に61.0ミリの非常に激しい雨が降った。秋田県や岩手県、鳥取県、島根県では1時間に30ミリ以上の激しい雨となった所もあった。 梅雨前線は日本海から東北に延びており、11日にかけて停滞する見込み。雨の範囲は太平洋側まで広がり、厳しい暑さもいったん収まりそうだ。ただ、北日本から西日本の広い範囲で大気の状態が非常に不安定になる。