【日本代表】関根大輝は初キャップを刻めるか?「伊藤洋輝選手や町田浩樹選手のようにプレーできたらチャンスをもらえる」
前回に続いて関根大輝(柏レイソル)は日本代表の追加招集を受けた。先週末の試合後に急きょインドネシア行きが決まったが、心の準備はできていた。11日の練習後に取材に応じ、代表生き残りへ強い意欲を口にした。 【動画】アジア最終予選◎日本代表、11日のトレーニングの模様
対人や推進力を自分の武器にしたい
関根大輝は谷口彰悟が負傷により不参加となり、急きょ追加招集された。 「(9日のJ1新潟戦の)ミックスゾーンを抜けたときは知らなかったんで。シンプルにアディショナルタイムに点を取られたから、そのままサーっと行ったんですけど、その後に本当に帰ろうとしたところで(招集を)言われて。今回は翌朝出発だったから前回よりは時間があって良かったというか、前よりはドタバタではなかったです」 関根は10月シリーズも、高井幸大の負傷で追加招集になっていた。2度目の招集で目指すのはベンチ入り、そして初キャップになる。 「どのポジションをやっても自分の思っているものは全部出さないといけない。いろいろなポジションをやれるところも強みだと思うので、どのポジションでも『やってくれ』と言われたポジションでやりたいし、貢献したい」 右サイドバックが主戦場だが、最終予選に入ってからは日本代表は3-4-2-1がベースになっている。関根が出場するなら、右ウイングバックか、右のセンターバックだろう。その両方でプレーする準備を進めると関根は言った。 「ボールを持ったときの推進力や周りに使ってもらうプレーで勝負したいと思います。前回の合宿を終えて、対人プレーについては本当に意識が変わった。そういうところはもっと伸ばせると思いますし、勝負できる感覚もトップレベルの選手たちとプレーしてわかった部分がある。対人の部分や推進力は、ここから勝負していくための自分の武器として、やっていきたいと思います」 前回の代表参加で足りないものを学び、自らの武器を改めて自覚した。出場機会を得るために、チームに貢献するために、練習からしっかりアピールするつもりだ。 「一つのポジションだけだと、トップレベルの選手がいっぱいいる中で使いづらい部分もあると思う。サイドバックにしてもセンターバックのどちらもトップレベルで、それこそ伊藤洋輝選手だったり町田浩樹選手のようにプレーできたら、おのずとチャンスをもらえると思う。まずはそのレベルまで自分を持っていかないといけないし、そのためには本当に日々の練習から無駄にしちゃいけないと感じます。2回目の招集ですけど、前回と変わらず、学べるものは学んで、どんどん自分を上のレベルに持っていけるようにしたい」 どん欲に取り組む関根。初キャップを刻む機会は今回のシリーズで訪れるか?
サッカーマガジンWeb編集部