「僕にとっては運命だった」香川真司34歳が恩師クロップへの想いを激白!「彼と出会えなかったら今のキャリアはない」
「『これから行くぞ』って奴らが揃っていた」
今季にセレッソ大阪に復帰した香川真司が、古巣ドルトムントの公式インタビューに対応。恩師であるユルゲン・クロップ監督(現リバプール)への熱い想いを明かした。 【PHOTO】現地番記者が選ぶ「過去20年のドルトムント・レジェンドTOP10」を厳選ショットで振り返り!確固たる地位を築いた香川真司を番外編でピックアップ! 現在34歳の香川は、2010年夏に21歳にしてC大阪からドルトムントに加入。就任3年目、40代前半だったクロップ監督のもと、圧倒的なパフォーマンスを披露し、ブンデスリーガ連覇に大きく貢献した。 日本代表の元10番は当時を振り返り、稀代の熱血漢に関して、しみじみとこう語った。 「やはり彼なしで自分のヨーロッパでのキャリアは掴めなかった。ただ、どっちかと言うとまだ…僕もそうだけど、彼もドルトムントに来て2、3年目かな? 青年監督と言われていて、マインツから来て経験がまだ浅い状態ではあったと思うので。 当時のメンバーも、みんな20歳、21歳の選手。マリオ・ゲッツェに関しては18歳ですし、みんな若い。『これから行くぞ』って勢いのある奴らが揃っていたので、そこで出会ったのは本当に僕にとっては大きな分岐点で、運命だったなと感じています。彼と出会えなかったら、今のキャリアは踏めなかったなと思っています」 そう言い切るほど、クロップ監督はサッカー人生において、とてつもなく大きな存在のようだ。 なお、香川から始まったドイツ人指揮官と日本人選手の物語は、リバプールの南野拓実(現モナコ)へ受け継がれた後、2023年現在は遠藤航によって紡がれている。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部