<2020センバツ交流試合>出場最多20発の天理 VS 好左腕2人の広島新庄 交流試合見どころ第2日
出場32校の主将をオンラインでつなぎ、8日行われた2020年甲子園高校野球交流試合の組み合わせ抽選会で、昨夏の甲子園決勝と同じ履正社(大阪)と星稜(石川)など好カードが次々と決まった。 【センバツ32校が8月に交流戦】 第2日(左が一塁側) ▽第1試合(10時) 天理(奈良)―広島新庄(広島) ▽第2試合(12時40分) 創成館(長崎)―平田(島根) ▽第3試合(15時20分) 明豊(大分)―県岐阜商(岐阜) 天理は2019年秋の公式戦(12試合)で出場校中最多の20本塁打。5本塁打を放った左打ちの1番・下林が打線を活気づける。広島新庄は速球派の秋田、制球力が高い秋山のタイプの異なる好左腕が天理打線をどう抑えるか。 第3試合は、強打の明豊と県岐阜商投手陣の対決。明豊は19年秋の公式戦1試合平均11・5得点は出場校中トップ。布施、居谷ら長打力のある打者がそろう。県岐阜商は変化球が多彩な左腕・野崎ら140キロ超の投手5人を擁する。継投機が鍵になりそうだ。 創成館と平田は、ともに投手を中心にした堅守が身上。猿渡、松永の中軸がともに勝負強く、機動力も使える創成館が打力で優位に立つ。平田はエース右腕・古川が粘り、競り合いに持ち込みたい。