【小倉競輪(ナイター)GⅠ競輪祭】S班陥落の松浦悠士「中四国の仲間、お客さんに感謝」
<24日・小倉競輪・最終日> 松浦悠士のSS陥落が決まった。4連勝で迎えた12R決勝は犬伏湧也マークも3着。「松浦自身が優勝」または「脇本雄太が優勝して松浦自身が2着」の条件をクリアできず、6年連続でのGP出場とはならなかった。 「付いていけばチャンスはあったかもしれない。脚負けです」。終2角で捲る犬伏に離れた場面をポイントに挙げて、自身の走りを悔いた。 GP覇者として迎えた2024年だったが、度重なる落車に苦しまれた。それでもGP争いを終えた松浦の表情は晴れやかだった。「ここまで連れてきてくれた中四国の仲間、そして『取れんじゃないか』という雰囲気をつくってくれたお客さんに感謝。ようやく自分らしい走りもできるようになってきた」 S班松浦の戦いはまだ終わっていない。「12月もありますから。(清水)裕友はどうせ佐世保記念を欠場するから僕に追加が入るでしょ(笑)。戦える雰囲気も出てきたし、あと1カ月、お客さんに見てもらおうと思います」とポジティブに先を見据えていた。