家内安全や無病息災などを願い 各地で正月の伝統行事(福島)
福島放送
各地で正月の伝統行事が行われ、家内安全や無病息災などを願いました。 田村市船引町の大鏑矢神社に伝わる「夫婦獅子舞」は、約1200年前に始まったとされ、家内安全や夫婦円満などを願う正月の伝統行事です。 2頭の獅子が寄り添って舞う姿は、円満で睦まじい夫婦を表現しています。獅子頭に頭をかまれた子どもは、「かまれたらめちゃくちゃ痛かった。」と話していました。夫婦の獅子はこの他、町内の公民館などを回り舞を披露しました。 一方、本宮市の岩角山岩角寺では、350年以上の歴史があるとされる大梵天祭が行われました。 ハイライトの梵天争奪戦は、2メートル以上ある竹の先に和紙をつけた縁起物の梵天を奪い合うもので、梵天の一部を手に入れると無病息災などの御利益があると言われています。参加した子どもは、「いっぱい取れてうれしい。」と笑顔を見せていました。参加した人たちは、今年一年の幸せをつかもうと、梵天に手を伸ばしていました。