【阪神】今季16度目延長戦も力尽き連敗…岡田監督の球団単独最多515勝は持ち越し
<阪神-DeNA◇5日◇甲子園 阪神が今季16度目の延長戦の末に力尽き、連敗を喫した。岡田彰布監督(66)の阪神指揮官として球団単独最多となる515勝目は、またも次戦に持ち越しとなった。 【写真】岡田監督はガックリと下を向く 3回にDeNA牧の適時二塁打で先制を許すと、阪神打線はDeNA先発のジャクソンを前に苦戦を続けた。6回まで散発3安打に抑え込まれ無得点。2回1死から佐藤輝が中前打を放ち2死一、二塁、4回1死から大山が左翼へ二塁打を放ち2死一、三塁の好機をつくるも、あと1本が出ず。5回は先頭の小幡が左中間へ二塁打を放ち、ビーズリーの犠打で1死三塁とするも、近本が空振り三振、中野が中飛に倒れた。 しかし0-1のまま迎えた7回だった。先頭の梅野が敵失で出塁すると、小幡の犠打、代打渡辺の中前打で1死一、三塁。再び好機で打席に立った近本が、今度は中犠飛を放ち同点に追いついた。 阪神先発のビーズリーは、6月15日ソフトバンク戦(みずほペイペイドーム)以来の先発で、6回8安打1失点と力投。7回からは桐敷、ゲラ、岩崎ら盤石なリリーフ陣が粘投した。 しかし延長10回、5番手石井が先頭オースティンに左前打を許すと暴投がからんで無死二塁。牧を二ゴロに打ち取り1死三塁となると、佐野に勝ち越しの中前適時打を浴びた。 敵地での2カードを終え、本拠地甲子園に戻っての一戦。終盤に1度は追いつくも、あと1点が遠かった。