車のタイヤ付近から“キュルキュル”と音が鳴るように。放置するとエンジンがかからなくなる? 原因や修理費用を知りたいです。
車に乗っていて、タイヤ付近から“キュルキュル”と音が鳴っていることに気付いたことがある人もいるかもしれません。普段とは異なる音が発生していて、何が原因か気になる人もいるでしょう。 今回は車のタイヤ付近から“キュルキュル”と音が鳴る原因についてご紹介します。あわせて修理費用や、放置によって発生するトラブルについてまとめました。 ▼ガソリンスタンドで「タイヤが消耗していて交換しないと危険」と言われた! すぐに換えるべき? 交換時期の目安についても解説
車のタイヤ付近から“キュルキュル”と音が鳴る原因は?
車のタイヤ付近から“キュルキュル”と音が鳴る原因は、ほとんどがベルト鳴きに該当すると考えられています。 ベルト鳴きとは、エアコンベルト・オルタネーターベルト・パワステベルトのいずれかが滑って発生する音のことです。ベルトの経年劣化や緩み・使用されているゴムの硬化などが関係し、プーリーと呼ばれる滑車の役割を担う部品が滑ることで異音が発生すると考えられるでしょう。 ベルトの劣化はもちろんのこと、オイルがベルトに付着している場合もベルト鳴きの原因になることがあるようです。なお、ベルトの劣化とは異なり、オイルが付着している場合は時間が経過することで音がしなくなることもあるとされています。 なお、ベルトは消耗品であるため、定期的に交換する必要があるでしょう。4年もしくは4万キロの走行を目安に、交換を検討することがおすすめです。
タイヤ付近からキュルキュル音が鳴る場合の修理費用
タイヤ付近からキュルキュル音が鳴るベルト鳴きが発生した場合の修理費用は、1本につき1万円前後になるようです。内訳としては、工賃とベルト代がそれぞれ5000円程度とされています。 ただし、修理費用は車種やメーカー・車の大きさなどによって異なる点も理解しておきましょう。車のサイズが大きくなればベルトも長くなる傾向にあるため、ベルト代も高くなりやすいようです。 また、修理をしてもキュルキュル音が鳴りやまない場合は、調整工賃が発生することもあります。この場合の費用は3000円前後が平均となるようで、依頼する工場や店舗によって若干変動する点も把握しておきましょう。