与論の歴史や文化学ぶ 沖縄・国頭村から中学生来島 姉妹都市盟約で初の交流事業
鹿児島県与論町と沖縄県・国頭村の姉妹都市児童生徒交流事業は5~7日、与論町であった。同町の与論中3年生8人と国頭村の国頭中2~3年生8人が参加。交流を深めるとともに、与論の歴史や文化への理解を深めた。 2022年10月に姉妹都市盟約を締結後、相互理解と交流を深めようと初めて実施。7月29日~8月1日には与論中の生徒が国頭村に行き交流を深めた。今回も同じメンバーが参加した。 5日、国頭中生徒は上り船で到着後、百合ヶ浜観光や星空観察を楽しみ、6日に与論中生徒と合流。同町の歴史、文化に詳しい麓才良さんの案内で与論城跡を巡り、与論と国頭のつながりについて学んだ。7日は与論民俗村を見学し、草木染め体験も行った。 国頭中学校の生徒は「(沖縄の日本復帰)50周年の行事で与論に来て面白かったのと、与論の文化をもっと知りたくて参加した」と充実した様子で話した。