「パチンコで50万円勝った」と豪語する友人。税金は発生しないのでしょうか?
パチンコの仕組みと流れ
次に、パチンコの仕組みと流れを紹介します。パチンコは、三店方式と呼ばれる方法で運営されています。パチンコ店が直接お客さんに現金を渡すのではなく、第三者を介する点が特徴です。 まずパチンコ店はお客さんから金銭を受け取り、玉を渡します。お客さんは、遊び終わったあとにパチンコ店で玉と特殊景品を交換してもらいます。特殊景品を第三者の店舗で買い取ってもらうことで、現金を入手できる仕組みです。 ■お店で台を選ぶ パチンコで遊ぶためには、まずお店に入り台を選ぶ必要があります。ライトスペックと呼ばれる台は、大当たりの確率が約1%と当たりやすいですが、大当たりで獲得できる玉数は少ない特徴があります。大きな当たりや継続にはなりにくいですが、少しずつ玉を増やしていけるため、初心者でも利用しやすいといえるでしょう。 また台にはさまざまな種類があり、好きなドラマやアニメのアニメーションが流れる台を選ぶのも一つの手です。 ■パチンコ台で遊ぶ パチンコ台の左側にあるサンドと呼ばれる玉貸機にお金を入れて玉貸ボタンを押すと、玉が出てきます。台の右下についているハンドルを適度に回すと玉が弾かれ、釘の間をどんどん落ちていきます。スタートチャッカ―に玉が入るとスロットが回り、図柄が3つ揃うと大当たりとなります。 ■玉を景品と交換する パチンコで遊んだ後は、台についている返却ボタンを押します。投入金が残っていればサンドから排出されるため、受け取り漏れに注意しましょう。 残った玉は受付で精算してもらいます。玉数に応じて景品と交換し、特殊景品と交換した場合は別のお店で買い取ってもらいます。
パチンコで勝った金額に税金が発生するケースもある
パチンコで勝った時、金額によっては税金が発生します。もしパチンコで大金を稼いだ場合には、確定申告が必要です。確定申告は方法を理解しておき、期間内に行うようにしましょう。 しかし、パチンコは勝つ日もあれば負ける日もあります。深入りしてしまうと、気付かないうちに多額の金銭を投入していたという場合もあるでしょう。生活に支障をきたさないよう、使う金額を決めてから楽しむ方法をおすすめします。 出典 国税庁 No.1500 雑所得 国税庁 No.1490 一時所得 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部