「ミスをしても失うものはないと...」豪快弾の田中聡はなぜ途中出場でインパクトを残せた?【U-23代表】
得点以外での反省も口に
[国際親善試合]U-23日本 2-0 U-23ウクライナ/3月25日/北九州スタジアム 【PHOTO】雨の北九州スタジアムに集結し、後押しし続けたU-23日本代表サポーターを特集! U-23日本代表は3月25日、国際親善試合でU-23ウクライナ代表と北九州スタジアムで対戦し、2-0で快勝を収めた。 立ち上がりからボールを握った日本は48分、セットプレーの流れから佐藤恵允がゴールに押し込み先制点を挙げると、76分には田中聡がペナルティエリア左から左足を振り抜き、グラウンダーの豪快なシュートをゴール右隅に決めて2点差に。このまま無失点に抑え、3月の活動を勝利で締めくくった。 追加点を挙げた田中は試合後、「迷わず左で振り抜いて良かった。あまり代表でも点をとったことがなかったので嬉しいです」と喜びを露わにした。 パリ五輪アジア最終予選前のラストマッチ。予選メンバー入りのためのアピールの絶好の機会で、67分に途中出場した田中は追加点を挙げ、インパクトを残した。本人は要因をこう語る。 「いつもなら緊張していると思ったんですけど、別に代表に定着しているわけではないですし、久しぶりだったので、ミスをしても失うものはないというメンタルで入って、それが良かったかなと思います」 ただ、得点以外の部分では、なかなか思うようにビルドアップに絡めなかったりと、満足のいく内容ではなかったようで、「点はとれましたけど、もっと内容の中で足りないところもある」と反省を口にした。 21歳のMFは得点を喜びつつも、自身の課題としっかり向き合い、改善を誓った。 取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
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