「両耳の鼓膜が破れ…」プリンセス天功『8時だョ!全員集合』にも出たアイドルが一転 16歳で“イリュージョニスト”になる覚悟を決めたわけ
いまでは誰もが知るイリュージョニスト・プリンセス天功さん。実は3歳から芸能活動を始め、あの昭和の怪物番組にも出演していたそう。しかし、16歳でマジックを始めたのを機に、人生が大きく動き出します── 。(全5回中の1回) 【写真】「ドキッとするかわいさ!」アイドル時代のプリンセス天功さん写真集(全14枚)
■3歳からモデルを始めて ── 世界的なイリュージョニストとして活躍されている天功さんですが、もともと小さいころからキッズモデルとして活躍していらしたとか。 天功さん:3歳のころからモデルとして芸能活動をしていたんです。母が、洋裁・和裁の先生をしていた関係で、『装苑』に子どもモデルとして出たり、ティーンになってからは『プチセブン』や『Seventeen』にも出ていました。15~16歳のときには、ザ・ドリフターズの『8時だョ!全員集合』にもレギュラーとして毎週、出演していたんですよ。
── 天功さんが、『8時だョ!全員集合』に 天功さん:番組内で体操をするコーナーがあるのですが、仲本工事さんと一緒に体操をして、タレントさんにお手本を見せるのが私の役割でした。トライアングルさんやアパッチさんといったタレントさんと一緒に出演していましたね。 私、昔からお笑いがすごく大好きなんです。番組では、ドリフターズの皆さんも、ほかの出演者たちと同じ部屋にずっといて、そこでリハーサルをやっていました。もちろん楽屋はありましたけど。いかりや長介さんや志村けんさんたちが、おもしろいことを考えている姿を間近で見ることができたのは、すごくいい思い出です。
── ドリフのコントが生まれる瞬間に立ち会われていたというのは、貴重ですね。 天功さん:お笑いって、こんなにいろいろと考えつくされているんだなと、刺激を受けました。皆さん、優しかったですよ。一緒に体操のコーナーをやっていた仲本工事さんもよく声をかけてくれたし、加藤茶さんも「こうしてみたらどう?」とアドバイスをくれたり。和気あいあいとしていて、楽しかったですね。 ── アイドル歌手として活動されていた時期もあったと聞きました。