八木亜希子 ドラマで共演の中山美穂さんしのぶ「周辺には静かな時が…かわいらしい方だった」
フリーアナウンサー八木亜希子(59)が7日、ニッポン放送「八木亜希子 LOVE&MELODY」(土曜前8・30)に出演し、6日に死去したことが分かった女優で歌手の中山美穂さん(享年54)をしのんだ。 【画像あり】 中山美穂さん 6日午前7時のLINE「既読」にならず 本人発信は午前2時半ごろが最後 今週あった出来事を振り返りつつ、「いろいろあった中で昨日、中山美穂さんの訃報が飛び込んできまして」と、6日の訃報に言及。フジテレビ系ドラマ「黄昏流星群~人生折り返し、恋をした~」で、中山さんの友人役で共演した。「ドラマで共演するのは初めてで、会社にいたころはインタビューとかでお会いしたことはあったんですけど」と回想。友人から聞いた印象的な言葉として「悲しみは人を大きくし、苦しみは人を深くする」という言葉を挙げ、「中山美穂さんとご一緒していると、本当にそういう方だったなって思って」と振り返った。 収録時の思い出も語った。「とっても楚々(清らかで美しく)としていて。撮影中もずっと隅っこに座っていらして、静かに自分でセリフを繰り返し練習されたりしていて。そこで、私もそばに行って、掛け合いのシーンで私も練習していたりすると、一緒に自然にそこで練習したりとか。中山さんの周辺には静かな時が流れているような、人と話したりする時は遠慮がちに照れたりなんかして、かわいらしい方だった」と懐かしんだ。 番組には中山さんのヒット曲のリクエストが多く寄せられたといい、冒頭ではその代表曲の一つで、クリスマスシーズンにぴったりの「遠い街のどこかで…」を流した。八木は「若い時にお会いした時以上に、どんどんどんどん深く、大きくなられていった方だなと思う。突然の訃報で、皆さんがもっともっといろいろ見たかったし、聴きたかったというメッセージをいただいているのが、とてもよく分かります」と、リスナーからのメッセージを紹介しながら共感。「ご冥福、お祈りいたします」と哀悼の意を示した。 捜査関係者によると、中山さんは6日、東京都渋谷区の自宅の浴槽で亡くなっているのが見つかった。この日はクリスマスコンサート「Miho Nakayama Christmas Concert 2024 in Billboard Live」大阪公演を開催予定だったが、当日に中止が発表されていた。来年デビュー40周年を控え、全国ツアーも行い、6日もコンサートの予定があった中での訃報だった。