【全日本】3冠王者・安斉勇馬が鈴木秀樹を下してV2 次期挑戦者は”バカ強え”先輩・諏訪魔
<全日本プロレス:後楽園大会>◇24日◇東京・後楽園ホール 全日本プロレス後楽園大会で3冠ヘビー級王座戦が行われ、王者・安斉勇馬(25)がギムレット(相手を肩車で抱え上げ、マットに後頭部から落とす技)で挑戦者・鈴木秀樹(44)から3カウントを奪って、2度目の防衛に成功した。 22日ブラッドスポーツ武士道での1DAYトーナメントで優勝していた鈴木は中1日ながらスリーパーや、相手の腕をクラッチしての腹部への強烈なエルボーなどで安斉を痛めつけたが1歩及ばなかった。 試合後には諏訪魔がリングに現れ「お疲れさん。次、バカ続きになるけど、俺に挑戦させろ! バカ強え俺で挑んでやる」と次期3冠戦挑戦を直訴。すると安斉は「オレを全日本プロレスにスカウトしてくれた諏訪魔さん、断る理由なんて1つもないですよ。3冠戦やりましょう!」と中大レスリング部の先輩からの挑戦を承諾した。 安斉はバックステージで鈴木戦を振り返り「ひとまず3冠戦防衛成功、V2。結果だけ見れば成功だけど、やっぱりまだまだ(鈴木は)苦手だし、やっぱり強えなって。ただ、オレは3冠チャンピオンなんだ。胸張ってまたリング上がって、次、諏訪魔さん。必ずオレが防衛して、もっともっと楽しい思いします」と力を込めた。