今までチームトップではなかったことに驚きだ

マンチェスター・ユナイテッドのブルーノ・フェルナンデス photo/Getty Images

レニー・ヨロとジュシュア・ザークツィーを獲得したマンチェスター・ユナイテッドはさらなる補強のために動いており、バイエルンのマタイス・デ・リフト獲得が決まったという報道が聞こえてくる。マンチェスター・シティとのコミュニティ・シールドでは惜敗となったが、カウンターからチャンスを何度も作っており、現戦力にデ・リフトら新戦力がうまく融合すれば、期待できるシーズンになることは間違いない。 さらにポジティブなニュースとしてブルーノ・フェルナンデスとの新契約に合意したと、移籍市場に精通しているファブリツィオ・ロマーノ氏が自身のXで伝えている。2027年までの契約で、1年延長のオプション付き、新契約での給与はユナイテッドでトップクラスのものになるようだ。 ブルーノは近年のユナイテッドを語るうえで、外せない選手だ。スポルティング・リスボンから加入後はコンスタントに得点を取り続けており、昨季は10ゴール8アシストを記録。8位に沈んだユナイテッドで一人気を吐くパフォーマンスを披露していた。 ブルーノの強みはその創造性と、それを実現するキック高い精度であり、シティ戦での幻のコントロールショットは会場を沸かせた。75分のマーカス・ラッシュフォードの左ポスト直撃弾の起点となったスペースへのパスもブルーノが供給しており、攻守両面で欠かせない選手である。 2020年の冬に加入し、浮き沈みが激しいクラブで結果を残し続けているブルーノ。しかし、ユナイテッドで獲得したタイトルはFAカップとカラバオカップのみであり、今季はビッグタイトルを獲得することができるのだろうか。