Apple、iPhone/iPad/Mac向けに「Apple Intelligence」の初期機能を提供開始
Appleは、iPhone/iPad/Mac向けに、独自のパーソナルインテリジェンスシステムである「Apple Intelligence」の初期機能を10月28日から提供開始した。現時点では、デバイスとSiriの言語を英語(米国)に設定しないと利用できないが、今後、対応言語を拡大する予定。 【写真ギャラリー】 ●Siriや書く・生み出すクリエイティブツールがより便利に Apple Intelligenceは、Appleシリコンのパワーを活用したパーソナルインテリジェンスシステムであり、AIにおけるプライバシーを保護しつつ、言語や画像を理解して生成したり、複数のアプリにわたってアクションを実行したり、パーソナルコンテクストにもとづいて、日々のタスクをシンプルにしてよりすばやくこなせるようにする。例えば、写真アプリでは、不要な対象物や人物が写真のフレームの中に写り込んでいる場合に、クリーンアップツールを使って不要な要素を削除できる。 初期機能は、無料のソフトウェアアップデートを適用し、iOS 18.1、iPadOS 18.1、macOS Sequoia 15.1にアップデートすると利用できる。対応機種は、iPhone 16、iPhone 16 Plus、iPhone 16 Pro、iPhone 16 Pro Max、iPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Max、A17 ProまたはM1以降を搭載したiPad、M1以降を搭載したMac。 12月には、作文ツールや新しいビジュアルインテリジェンス体験などの機能の追加を予定している。さらに多くの機能を今後数か月の間に実装する予定。