JR観光列車「あめつち」 台湾ツアーが初貸切運行 鉄道好き多く県も注目
山陰両県を走るJRの観光列車「あめつち」。 このほど外国人観光客向けに初めて貸し切り運行されました。 「あめつち」に乗ること自体がインバウンド客にとって大きな旅の目的となるのではと、関係者は期待を寄せています。 【写真を見る】JR観光列車「あめつち」 台湾ツアーが初貸切運行 鉄道好き多く県も注目 JR出雲市駅のホームに滑り込んで来たブルーの列車。 出迎えた島根県の観光キャラクターしまねっこが、降りて来た乗客たちに大人気です。 聞こえるのは中国語。 台湾から5泊6日の日程で主に山陰地方を回るツアーの観光客です。 台湾では黄色いネコは縁起が良く、台北に日本のゆるキャラたちが出向いたイベントでも、しまねっこは大人気だったとのこと。 でもこの日の主役はあめつちの方。 外国人ツアー貸し切りの団体臨時列車として、今回初めて運行されました。 米子駅から出雲市駅までの約1時間20分の車内では、安来節のどじょうすくい踊りなどの山陰の伝統文化を感じさせるおもてなしが披露されました。 乗客 「列車の環境がすごく穏やかで気分良くなって来て。すごく良い。きょうのショーが楽しかった。」 「スイスでいろんな列車に乗ったことが経験があって、日本の列車は負けない位、すごく良い。」 「つい最近、四国の鉄道の列車に乗りました。今回の『あめつち』もとても良いと思った。ショーも楽しかった。」 国内外の列車に乗ったことがあるという声が目立つのもなるほどで、実は台湾には、鉄道好きな人が多いのだといいます。 島根県国際観光推進室・滿田愛子主任主事 「特に台湾の方は、列車が好きな方が結構いらっしゃって。撮り鉄、乗り鉄とか、いろいろありますけれども、列車目的にいらっしゃる方も結構いらっしゃいます。『あめつち』を(台湾の旅行会社に)ご紹介した所、すごい気に入って下さって、今回の実施に至りました。」 海外団体客向け列車ツアーは、一畑電車でも運行したことがあります。 次はこの路線に、この列車に乗りたい、と思って来る人たちなので、地方の乗りにくい所であればあるほど唯一無二の旅行目的になり得るともいえます。
【関連記事】
- 12歳の女子小学生と複数回性交…元自衛官の男の裁判「同意があれば何歳であっても許されるという認識でした」
- ストレスがかかると尿失禁、軽度の知的障害で小学4年生程度の精神年齢 数十人の男性と不倫し、妊娠・中絶…なぜ女は自宅に放火したのか?
- 車内で部下の妻の胸を揉み、陰部をなでて触ったうえ、手をつかんで陰茎を触らせた不同意わいせつの罪に問われている男に判決
- 「指でつついて反応がなかったので、死んでいるなと思いました」大量の虫がついた妻の遺体のそばでテレビを見ていた…なぜ夫は倒れた妻を放置し続けたのか 死体遺棄の罪に問われた夫が裁判で語ったこと
- 女湯に入った「全裸の男」が女性に話しかけ体を触る…女性は恐怖 「性欲のためにしたわけではない…」男に下された判決は?