イングランド代表監督就任のトゥヘルがW杯優勝へ決意「我々の夢を実現させる」
イングランド代表監督に就任したトーマス・トゥヘル監督が、2026年ワールドカップで「我々の夢を実現させる」ために尽力すると決意を語っている。『BBC』が伝えた。 イングランドの状況は？ UEFAネーションズリーグ2024-2025 組み合わせ・試合日程・結果・順位表・放送予定 現在51歳のトゥヘル氏は16日、正式に次期イングランド代表監督として就任することが発表され、18ヶ月の契約に署名した後、1月1日から指揮を取ることが発表された。これによりイングランド男子代表としては、スヴェン・ゴラン・エリクソン氏、ファビオ・カペッロ氏に続いて3人目の非イギリス人監督として就任することが決まった。 チャンピオンズリーグ優勝経験を持つトゥヘル氏は、当初クラブからナショナルチームへの転向に確信が持てなかったと説明しつつ「非常に特別で刺激的な選手たちのグループ」と仕事ができることに興奮していると主張。また、長い間、噂されていたマンチェスター・ユナイテッドの監督就任候補から自ら降りたと伝えられた件については「ジョン（・マクダーモット）とマーク（ブリンガム）が提示したアイデアと方法は非常に迅速で機密性が高かった。それはこの仕事のための決断であり、他の何かに反対したわけではない」とし、イングランド代表のビジョンに好意を持ったことを明かしている。 イングランド代表としてはガレス・サウスゲート前監督のもと、2度のEURO決勝進出など、ある程度の成果を残すに至った。だが、最後のところで優勝カップを手にすることができておらず、イングランドとしては2026年ワールドカップで60年に及ぶメジャータイトル獲得が取れていない時期に終止符を打つことを期待しているとされる。そこに向け、トゥヘル氏は強い決意を語っている。 「これが大きな仕事だということはすぐに理解した。常にいま携わっている仕事が最大の仕事だと思うし、比較する意味はないが、大きな仕事だと感じるし、特権だと感じるよ。私が非常に感情的であることは明らかだと思う。自分のしていることが大好きで、サッカーに情熱を注いでいる」 「この役割は、若かった頃の自分を呼び覚まし、10代の頃を思い出させ、このような大きな任務に興奮させてくれた。我々が情熱と感情を持ってこれに取り組むことを皆さんに保証できる。夢を実現させるために、可能な限り早く価値観や原則、ルールを確立するよう努めるよ」
