飯田で「南無フェス」 地元ゆかりの作家6人が出品、和楽器奏者の演奏も
ギャラリー南無(飯田市立石)で11月29日から、「第7回Namu Art Festival」が開かれる。(飯田経済新聞) 【写真】青の間では特別展示を開催 同フェスは、地元作家や全国で活動するアーティストによる作品展示と併せて、ワークショップ、販売イベントを行うアートイベント。会場では、フレスコ画、手描き友禅、油彩、ミクストメディアなど、さまざまなジャンルの作品を展示するほか、陶芸展や音楽ライブも予定する。 今年の出展作家は、銅版画家でフレスコ画も手がける今村由男さん、手描き友禅の大蔵光彦さん、油彩の三島かくえさん、日本画のしろたゆかりさん、ミクストメディア作品を制作する林正彦さんと山内孝一さんの6人。それぞれが独自の視点で描いた作品が並ぶ。 会期中のイベントとして11月29日・30日、たき火で土器を焼く「陶芸展」を行い、制作過程の紹介や作品の販売も行う。12月1日には同ギャラリー前広場で、和楽器演奏チーム「和泰(わや)」のメンバー3人が、太鼓と笛、三味線の演奏を披露する。 和心三味線「弦(げん)」で三味線奏者の梅本さんは「3人で楽しんでる音を聴いて、皆さんにも楽しんでいただきたいと始めたグループ。泰阜村をはじめ、いろいろな伊那谷の景色を話しながら、それぞれの和楽器で表現できる音を合わせて曲を作っている。演奏から、それぞれの景色を感じていただけたら」と意気込みを話す。地元特産品を使ったフランクフルトやコーヒーも販売。 主催する同ギャラリーの伊東照男さんは「アートを通して人と人がつながり、心を豊かにする時間を過ごしてほしい」と来場を呼びかける。 開催時間は9時~17時。入場無料。会場周辺に駐車場も完備。12月1日まで。
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