【解散総選挙】自民党のマイナス効果を分析セヨ(二階氏引退後どうなる?)
YouTube「選挙ドットコムちゃんねる」では、毎週選挙や政治に関連する情報を発信中です。 2024年6月5日に公開された動画ではゲストに自由民主党・平沢勝栄衆院議員をお招きし、次期衆院選の構図と二階元幹事長の引退宣言とその影響について語っていただきました。 次の選挙はいつ?今までの選挙との大きな違いはコレだ! 【このトピックのポイント】 ・次期衆院選はココしかない?! ・自民党の応援はマイナス効果?! ・二階氏なら北朝鮮との交渉もできる?!
平沢氏のプロフィールは以下の通りです。 平沢氏は、1945年岐阜県白川村の出身です。 1968年に東京大学法学部を卒業し警察庁に入庁しました。 当初、大学卒業後は商社に入る予定でしたが、学生運動が過激化し、大学に足を踏み入れることもできず大学内が無法地帯に。 「これは商社に勤めて、のんびり外国に行っている場合じゃない」と危機感を覚えて、急遽進路を警察庁に変更したと振り返ります。 1985年には後藤田正晴・内閣官房長官の秘書官を務めました。 当時は中曽根康弘内閣、後藤田官房長官の時代。 国鉄の民営化や大韓航空機撃墜事件でソ連に対して証拠を突き付けて追及する後藤田氏の姿を目の当たりにして「日本はすごい!」と感じ、政治は面白いなと感じたそうです。 後藤田氏から誘われて、小選挙区が初めて導入される1996年の衆院選に出馬し初当選。 その後、9期連続で当選し、2020年には復興大臣など多数の役職を歴任されました。
今回は以下の質問からいくつかピックアップして平沢氏に回答していただきました。
次期衆院選は秋しかない?!
次期衆院選について、今国会の会期末の解散はなさそうな雰囲気。そして、年内には解散総選挙があるのではと噂されています。 MC伊藤由佳莉「平沢さんは(解散総選挙の)時期については、どのように見ていますか?」 平沢氏は「元々は早くやりたかったと思います」と答えました。 去年から、サミットの後や臨時国会の終わりに解散か?!などと言われてきましたが、結局(解散は)できませんでした。 解散総選挙に踏み切れなかった理由を平沢氏は、支持率が上がらなかったからと言及しました。 選挙の時には、各党が何回も世論調査を行い「今選挙をやれる時期かやれない時期か」を見極めていると語ります。平沢氏は、個人でも世論調査を行っているとのこと。 また、連立を組んでいる公明党の存在もあり「公明党は大きな組織で、動かすのにエンジンをかけるにも時間がかかる」とコメントしました。 「もう秋しか残っていないんじゃないかな」と平沢氏。 「今年の秋までに、なんとしても支持率を上げて、選挙にそこそこ勝てるか、少なくとも現状維持くらいまでいけるとなったら、やると思う」と語っていました。