オリックス・田口壮外野守備走塁コーチ

オリックスは7日、田口壮外野守備走塁コーチ（55）、梵英心内野守備走塁コーチ（43）、辻竜太郎打撃コーチ（48）と来季のコーチ契約を行わないことを発表した。 【写真】ボールが直撃した白井球審の腰を叩いてあげるオリックス・中嶋聡監督 田口コーチは2016年に2軍監督に就任。その後は肩書は変わりながらもコーチを歴任し、チームの3連覇にも貢献した。この日の帰阪前にチーム宿舎で取材に応じ、「辛い時期もあったし、いいこともいっぱいあった。いろんな経験をさせていただいたので、本当に感謝です」と首脳陣として戦った9年間を振り返った。今季最終戦となった6日の楽天戦（楽天モバイルパーク）後に球団と話し合ったもようで、今後については「まだ何も考えてない」とした。 梵コーチは22年に打撃コーチとして入閣し、翌年からは内野守備走塁コーチを務めた。「3連覇も経験させてもらって。すごく幸せな時間でした」。侍ジャパンでは引き続き、内野守備走塁コーチとしてプロ野球に携わる同コーチは「（コーチとして）まだまだ経験しないといけないし、勉強しないといけないことがたくさんある。侍ジャパン（のコーチ）というのがあるので、そこに向けて頑張っていきたい」と力を込めた。 辻コーチは15年からコーチとしてオリックスに復帰。2軍の育成コーチや2軍打撃コーチなどを経て、中嶋政権では打撃コーチとして3連覇にも尽力。ベンチでの掛け声やガッツポーズで士気を高める〝モチベーター〟で、2軍コーチ時代には杉本らを指導した。