【陸上】デュプランティスが大会新Vで今季締めくくり「今シーズンの成果を祝いたい」 男子100mはブレイクが制す/DLファイナル
◇ダイヤモンドリーグ最終戦/ブリュッセル(ベルギー) 9月13日、世界最高峰シリーズのダイヤモンドリーグ(DL)のファイナルとなるAllianz Memoria lvan Damme(ベルギー・ブリュッセル)の1日目が行われ、男子棒高跳では世界記録(6m26)保持者のA.デュプランティス(スウェーデン)が6m11の大会新で優勝した。 【動画】DLファイナル初日ハイライトをチェック デュプランティスは5m92にただ一人クリアして優勝を決めると、自身の大会記録を1cm上回る6m11に挑戦。これも1回でクリアした後に競技を終えた。「この2週間で思ったより疲労して、足の状態はかなり悪かった。6m11というのはいい結果。何本かはいい跳躍ができたし、満足だ。今は今シーズンの成果を祝いたい。ベルギービールでお祝いだ」とコメントした。 男子円盤投では、パリ五輪銅メダルのM.デニー(豪州)が69m96の大会新で制覇。豪州記録も更新した。男子3000m障害では、21年U20世界選手権金メダルのA.セレマ(ケニア)が8分06秒90でDL初制覇。五輪・世界選手権でいずれも2連覇中のS.エル・バッカリ(モロッコ)が8分08秒60で2位だった。エル・バッカリが決勝で敗れるのは2021年9月以来だった。 女子円盤投でV.オールマン(米国)が68m47、女子走高跳はY.マフチフ(ウクライナ)が1m97といずれもパリ五輪金メダリストが貫禄勝ち。男子5000mはパリ五輪10000m銀メダルのB.アレガウィ(エチオピア)が12分43秒66、女子800mではブダペスト世界選手権金メダルのM.モラー(ケニア)が1分56秒56でいずれもシーズンベストで優勝している。 男子1500mはJ.インゲブリグトセン(ノルウェー)が3分30秒37でV。女子100mはパリ五輪金のJ.アルフレッド(セントルシア)が10秒88(+0.2)で、男子100mはA.ブレイク(ジャマイカ)が9秒93(+0.1)で勝った。 男子110mはS.ゾーヤ(フランス)が13秒16(+0.4)で制した。パリ五輪金メダルのG.ホロウェイ(米国)は「チームと大会ディレクター間での合意に至らなかった」として出場していなかった。
月陸編集部