能登半島地震 輪島と珠洲の災害ごみの受け入れ開始 大阪市で今月から
去年元日に発生した能登半島地震発生から1年。大阪市でも1月から災害廃棄物の受け入れが始まります。 大阪市によりますと、地震で出た木くずや、燃えるごみなど、災害廃棄物の受け入れを1月15日から開始するということです。 石川県輪島市と珠洲市で出た災害ごみが対象で、大阪市内のごみ焼却工場で、1か月当たり約30トンを、来年3月末まで受け入れる予定ですが、状況に応じて変更する可能性もあるということです。 ごみの運搬費は、輪島市と珠洲市がごみの量に応じて負担するということです。 災害廃棄物の受け入れは、国の要請に応じて全国各地で進められていて、東京都は去年9月末に受け入れを開始していました。 大阪市では、日々のごみ受け入れなど状況を整えるのに時間がかかっていたということです。 (大阪市 横山英幸市長)「手続き上ちょっと遅れます、というのは聞いていた。ごみを受け入れることがゴールではなく、少しでもお力になることがゴール。課題解決の力にはなりたい」 輪島市の担当者は「ごみの処理が追いついておらず困っている。少しでも処理してもらえるのはありがたい」としています。
MBSニュース